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南波 秀樹; 徳永 興公; H.-R.Paur*
Journal of Aerosol Science, 22(1), p.475 - 478, 1991/00
石炭燃焼排煙からの硫黄酸化物、窒素酸化物等の放出は、環境汚染の主要な元凶の一つであると考えられている。電子線照射法は、日本で開発された技術であるが、乾式同時脱硫脱硝法であること、副生物が肥料であること等の特長をもつ排煙処理法である。電子線照射に伴うエアロゾルの生成はこれまで、kfkで精力的に研究がなされ、粒子の直径がサブミクロンの領域にあることが分っている。我々は、原研において、1500ppmのSO、350ppmのNOを含む模擬石炭燃焼排煙中に生成するエアロゾルの粒径分布を、レーザーエアロゾルスペクトロメーターとアンダーソンサンプラーを用いて測定し、粒径分布は主に0.33-0.55mの間にあることを見出した。また、異った線量におけるエアロゾル中の化学成分(NH,NO,SO)の分布をイオンクロマトグラフを用いて測定した。